2011年3月19日土曜日

環境ALIVESの秘密①

環境ALIVESの永久欠番、6 (写真はイメージ)

 環境ALIVESは創部わずか6カ月だが永久欠番が存在する。


 尼崎を本拠地としている環境ALIVESは2010年10月に創部した。創部わずか6カ月という出来たてほやほやだが永久欠番が1つ存在する。

 永久欠番は背番号6。環境ALIVESでは背番号6を付けていた選手を伝説として語り継いでいる。

 H選手は大阪生まれの内野手。右投げ両打ち。メガネがトレードマークでスラムダンクが好き。華麗で堅実な守備でチームを支えていた遊撃手だ。練習にはどこから手に入れたのか、京都を代表する強豪高校のユニフォームを着ていた。普段はおとなしい性格だが野球をやると全面に自分を出す男。

 バッティングは右で打てばヒット性の多い正確な打撃をし、左で打てば正確性には欠けるが長打を放っていた。フィールディングは尼崎の牛若丸として名を馳せていた。「蝶のように舞い、蜂のように刺す」という言葉はH選手のためにあったといっても過言ではない。チーム事情から中堅を守ることもあった。センターから本塁への送球はものすごく、通りかかる人を立ち止まらせて歓声が起こるほどだった。

 このような選手がある日球団幹部に突然の引退を申し出てきた。理由は・・・(秘密)。
会見で球団幹部が「何度も交渉し、残留してほしいと引き留めましたが本人の意思がとても固く、彼の意思を尊重しました。彼のチームに対する貢献度、環境に配慮した野球以外の活動、素晴らしいプレー、ファンを惹きつける選手ということで球団は背番号6を永久欠番にしました。」と永久欠番決定と自由契約を発表した。

 H選手は日本球界を去るが彼の新地での活躍が期待される。

なお、現在は永久欠番は解除されている。

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